2024-03-28T12:59:14Z
https://nagoya.repo.nii.ac.jp/oai
oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:00028804
2023-01-16T04:21:57Z
2113:2449:2450:2451
疎林でのグラニエ法を用いた樹液流速測定における樹幹被覆の必要性
Necessity of stem covering in sap flux density measurement using Granier method in open forest
岡本, 榛名
齋藤, 隆実
宮沢, 良行
熊谷, 朝臣
木佐貫, 博光
OKAMOTO, Haruna
SAITO, Takami
MIYAZAWA, Yoshiyuki
KUMAGAI, Tomo’omi
KISANUKI, Hiromitsu
open access
グラニエ法
樹液流速測定
疎林
樹幹被覆
グラニエ法は,熱をトレーサーとして用いるため,幹に放射が当たる条件下では正確な樹液流速測定が難しい。このため,疎林や孤立木での樹夜流速測定では,幹への被覆物の材質や程度による効果の検討が必要である。疎林に生えるトウヒの幹を対象に,異なる高さの3点で樹幹温度を測定したところ,センサー設置部以下の幹を断熱シートおよび寒冷紗で覆った場合,3点の樹幹温度差は減少し,温度勾配が小さくなった。これに伴って,午前中の樹液流速測定値の急上昇が抑制され,日最大樹液流速値が28.9%減少した。以上から,樹幹温度の放射による影響を緩和する断熱シートおよび寒冷紗による遮光が,より正確な樹液流速測定のために必要である。
中部森林学会事務局
2018-05-10
jpn
journal article
VoR
https://doi.org/10.18999/chufr.66.33
http://hdl.handle.net/2237/00030991
https://nagoya.repo.nii.ac.jp/records/28804
10.18999/chufr.66.33
1342-971X
中部森林研究
66
33
36
https://nagoya.repo.nii.ac.jp/record/28804/files/chufr_66_33.pdf
application/pdf
912.1 kB
2019-12-19