2024-03-29T01:39:57Z
https://nagoya.repo.nii.ac.jp/oai
oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:00030132
2023-01-16T05:09:21Z
323:350:1961:2505
II.研究員寄稿 : 主体的学習をめぐって
On Agential Learning
佐々木, 隆生
open access
主体的学習
アクティブ・ラーニング
フンボルト理念
高等教育の変化
学力の三要素
主体的学習は、人間が「知る」ことを本質とする存在であり、「知」は「問いかけ・語りかけ・反省的応答」を不可欠とすることに基づいている。エリート段階の高等教育はフンボルト理念に対応する主体的学習を前提としたが、高等教育がマス段階・ユニヴァーサル段階に移行し、高等学校教育と大学教育の接続が機能不全となり、かつての教育は困難となり、アクティブ・ラーニングをはじめとする教育改革が求められている。しかし、現在の政策の中で追求されている主体的学習は、過去の反省と十分な概念に基づかない問題を抱えている。主体的学習の意味を掘り下げ、学生が主体的学習者となる大学教育を実現することが求められている。
名古屋大学大学院教育発達科学研究科附属高大接続研究センター
2020-03-30
jpn
departmental bulletin paper
VoR
https://doi.org/10.18999/bulche.5.26
http://hdl.handle.net/2237/00032318
https://nagoya.repo.nii.ac.jp/records/30132
10.18999/bulche.5.26
2432-6011
高大接続研究センター紀要
5
26
35
https://nagoya.repo.nii.ac.jp/record/30132/files/bulche_5_26.pdf
application/pdf
650.7 kB
2020-06-09