2024-03-29T02:13:49Z
https://nagoya.repo.nii.ac.jp/oai
oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:00005587
2023-01-16T03:50:18Z
320:321:322
The Real-Time Parallel Video Decoder Considered on the Complexity and Delay of Error Correcting Decoding
誤り訂正符号の複雑性、復号遅延を考慮した即時型動画像並列復号方式
本庄, 勝
14609
Honjo, Masaru
14610
牧戸, 知史
14611
Makido, Satoshi
14612
山里, 敬也
14613
Yamazato, Takaya
14614
岡田, 啓
14615
Okada, Hiraku
14616
片山, 正昭
14617
Katayama, Masaaki
14618
小川, 明
14619
Ogawa, Akira
14620
動画像無線伝送
雑音耐性
実時間動画像伝送
動画像並列復号
誤り訂正符号
無線環境での動画像通信では、動画像符号化器の要求品質を満たすために、誤り訂正符号等によって符号化データを保護する必要がある。しかしながら誤り訂正符号は、一般に、訂正能力が高いほど処理能力が必要で、ビデオホンのような即時性を要求する動画像メディアでは利用が困難となる。そこで本論文では、誤り訂正復号と動画像復号を統合した、低遅延、低劣化を可能とする即時型動画像並列復号方式を提案する。この方式の最大の特徴は、一つの誤り訂正符号に対して処理時間と訂正能力の異なる二つの復号化器を用意して、動画像の並列復号を行う点である。暫定処理で得られた訂正復号結果で画像(出力画像)を復元する一方、十分な訂正処理をした信頼度の高い結果で画像(参照画像)を復元することで、フレーム間の誤り伝搬を防ぎ、画像品質の劣化を抑制する。この特性を、3次元DPCM予測符号化器を使用して解析的に明らかにする。そこで参照値 に誤りがなければ通信路雑音による画質劣化は最小になること、予測フィルタの相関値が高いほど、参照画像での雑音の影響が大きく、またこの場合でも参照画像に誤りがなければ、通信路雑音の影響は復元画像にはほとんど影響を与えないことを示す。具体例として、H.263と連接符号のモデルを用いて計算機シミュレーションによる評価を行っている。この結果、並列復号方式は、グレースフルデグラデーションが実現され、特にレイリーフェージングチャネルではその効果が大きく現れることを示す。また低ビットエネルギー対雑音電力比においても画質はアナログライクな劣化になり、同じ客観評価値であっても主観評価に与える影響は小さいことを示す。
journal article
電子情報通信学会
2002-02
application/pdf
電子情報通信学会論文誌
2
J85-A
214
230
http://hdl.handle.net/2237/7193
0913-5707
https://nagoya.repo.nii.ac.jp/record/5587/files/J85-A-214.pdf
jpn
http://search.ieice.org/bin/summary.php?id=j85-a_2_214&category=A&year=2002&lang=J&abst=&auth=1
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