2024-03-29T08:58:09Z
https://nagoya.repo.nii.ac.jp/oai
oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:00010832
2023-01-16T03:56:47Z
312:313:314
An Analysis of Formation and Verification Processes of Hypotheses in Cooperative Problem Solving
協調問題解決における仮説形成検証過程の分析
鈴木, 裕利
32551
三輪, 和久
32552
櫻井, 桂一
32553
協調問題解決
仮説形成検証
インタラクション
概念同定
プロトコル分析
本論文では協調問題解決の場面において,どのようなインタラクションが発生し,どのように仮説形成検証過程が進行していくのかを分析する.そこで,コンピュータ上に実現した概念同定課題を用いた実験を行い,2人の被験者が協力して課題を遂行するプロセスを詳細に検討した.実験結果の分析については,「インタラクティブな仮説形成検証モデル」を導入し,セマンティックプロトコル法を用いた.その結果は,以下のようにまとめられる.(1)成績の良いグループほど,2人の交互の発話が多く,活発なインタラクションが観察された.(2)特定の仮説に直接言及する発話の交換よりも,データの吟味や仮説の検証についての発話の交換が多いことが観察され,更に,成績との相関において,仮説の評価,検討にかかわる発話の重要性を指摘した.(3)一つの仮説の形成検証プロセスを長く続けることよりも,多種類の仮説を形成検証していくことが重要であると指摘した.
journal article
電子情報通信学会
1998-12-20
application/pdf
電子情報通信学会論文誌
12
J81-D-II
2779
2789
http://hdl.handle.net/2237/12676
http://www.ieice.org/jpn/trans_online/index.html
0915-1923
https://nagoya.repo.nii.ac.jp/record/10832/files/j81-d2_12_2779.pdf
jpn
http://www.ieice.org/jpn/trans_online/index.html
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