2024-03-29T07:50:12Z
https://nagoya.repo.nii.ac.jp/oai
oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:00030303
2023-01-16T04:23:40Z
2113:2449:2450:2511
Predict of erosion used USLE in Kamikochi-Myojin area
上高地明神地域におけるUSLEを使用した侵食土砂量の予測
佐々木, もも帆
100411
小野, 裕
100412
SASAKI, Momoho
100413
ONO, Hiroshi
100414
上高地
土壌侵食
USLE
凍上融解侵食
上高地は火山性花崗岩地質であるため侵食が起こりやすく,近年崩壊地からの侵食土砂が多量に流出している状況にある。本研究では,上高地明神白沢流域において侵食土砂量を実測し,さらにUSLEを用いた流域全体からの侵食土砂量の予測を試みた。その結果,実測値とUSLE予測値は,降雨期間において危険率1%で有意となりUSLEが適用可能であることが分かった。さらに,空中写真と地形図から流域全体の崩壊地面積を求め,USLEを用いて侵食土砂量を算出すると,流域全体からは年間平均6000tonの侵食土砂が出ていることが予測され,うち8割が流域全体面積のわずか7%の崩壊地から流出していることが分かった。また,降雪期においては,凍上融解侵食の可能性を考え降雨期とは別に解析を行った。その結果,凍上融解侵食は凍上融解日数と関係が深いことが考えられた。
journal article
中部森林学会事務局
2016-04-28
application/pdf
中部森林研究
64
107
110
1342-971X
https://nagoya.repo.nii.ac.jp/record/30303/files/chufr_64_107.pdf
jpn