@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:00010113, author = {Tokumaru, Norio and 徳丸, 宜穂}, issue = {172}, journal = {Economic Research Center Discussion Paper}, month = {Mar}, note = {本稿は,日本のソフトウェア産業の競争力を規定する経営管理上の「特質」「仕組み」を発見し,それらの存立のロジックと含意を検討することを目的とする.進展する国際分業の中で日本のソフトウェア産業とその雇用がどのように展開してゆくのかを考える上で,日本のソフトウェア企業が有する経営管理上の特質を体系的に理解することが重要である.本稿が依拠する予備的な聞き取り調査によれば,1) 利益の大きさは,概ね見積もり段階で決まってしまうこと,2) それは,日本企業の技術選択と関係があると考えられること,3) その技術選択は,雇用・取引慣行と整合的であること,4) その技術選択はプロジェクト組織の形態を規定しているが,その組織形態は人材育成慣行と適合的であること,および5) 受注の方針は収益を大きく規定するが,それは人材育成および長期継続的取引という諸慣行の影響を強く受けるということが明らかになった.総じて,日本のソフトウェア企業の経営管理は,雇用・取引慣行と適合的に展開していると考えられる.}, title = {日本のソフトウェア企業における経営管理:技術選択および雇用・取引慣行との適合性}, year = {2009} }