@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:00010797, author = {佐藤, 竜也 and 有田, 隆也}, issue = {7}, journal = {電子情報通信学会論文誌}, month = {Jul}, note = {2集団の競合型共進化アルゴリズムにおけるこう配の喪失とは,一方の集団が他方に対して圧倒的に優位な個体群へ進化し,各集団内の適応度差がなくなることであり,選択の効果がなくなる.これを解決するには,優位な個体群へ進化しやすい集団の進化を相対的に遅くする必要がある.また,別の問題点とされる過度の特殊化とは,個体の特徴の一部に関する競合だけが集団間に生じ,その部分だけが最適化されてしまうことであり,最適解の探索を妨げる.振舞いに基づいた適応度共有法とエリート抑制は,この問題点を集団間の競合が生み出す評価基準の多様性の消失とみなし,その多様性維持により解決を図る.この2手法を含めた過度の特殊化の解決手法は,集団内の最良個体の適応度を下げ,それよりも若干劣る個体の適応度を高くすることで,進化を遅くすることが期待できることから,こう配の喪失を解決できると考えられる.そこで本研究は,この推測を検証するために両問題点の解決手法に関する比較評価実験を行った.その結果,過度の特殊化の解決手法がこう配の喪失を解決し得ること,及び,上記2手法が他の解決手法よりも良い解を発見し得ることを示した.}, pages = {1015--1025}, title = {競合型共進化における多様性維持手法による適応度こう配の提供の効果(人工知能,認知科学)}, volume = {J92-D}, year = {2009} }