@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:00010898, author = {小田, 昌宏 and 北坂, 孝幸 and 森, 健策 and 末永, 康仁 and 高山, 哲治 and 高畠, 博嗣 and 森, 雅樹 and 名取, 博 and 縄野, 繁}, issue = {7}, journal = {電子情報通信学会論文誌}, month = {Jul}, note = {近年,三次元腹部CT像に基づく仮想大腸内視鏡による検査の病変見落し軽減のため,CT像からのポリープ検出手法が報告されている.従来のポリープ検出手法のほとんどは,大腸内の空気領域のポリープを検出するものであり,造影剤入りの残渣(tagged fecal material:TFM)内のポリープを検出することはできない.従来手法でTFM内のポリープを検出するには,ディジタル残渣除去(digital bowel cleansing:DBC)を行う必要がある.しかしパーシャルボリューム効果の影響でTFMと大腸壁の境界が不明りょうであり,DBCにおいて大腸壁の除去や残渣除去不足が起こる場合がある.本論文では,DBCを行わずに空気及びTFM領域内両方のポリープを検出する手法を述べる.空気領域内のポリープは中心に向かうほどCT値が高くなる塊状構造をもち,TFM内のポリープはその逆の逆塊状構造をもつ.そこで,ヘッセ行列の固有値を用いた塊状及び逆塊状構造強調フィルタを作成し,これを用いてポリープの検出を行った.CT像104例を用いた実験では,直径6 mm以上のポリープの91.2%を検出し,そのときのFPは1例当り11.4個であった.}, pages = {1904--1913}, title = {ディジタル残渣除去の不要な腸内残渣造影CT像からの大腸ポリープ検出手法}, volume = {J91-D}, year = {2008} }