@techreport{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:00011010, author = {安成, 哲三 and 木村, 富士男 and 杉田, 倫明 and 浅沼, 順 and 小池, 俊雄 and 沖, 大幹 and 鼎, 信次郎 and 鈴木, 雅一 and 藤吉, 康志 and 中村, 健治 and 上田, 博 and 檜山, 哲哉 and 樋口, 篤志 and 篠田, 太郎 and 大畑, 哲夫 and 太田, 岳史 and 山崎, 信雄 and 鬼頭, 昭雄 and 増田, 耕一 and 松本, 淳 and 木本, 昌秀 and 里村, 雄彦 and 田中, 賢治 and 上野, 健一 and 植田, 宏昭 and 高橋, 清利}, month = {Mar}, note = {GAME観測データや長期客観解析データにもとづいて、ユーラシア大陸における植生と気候の季節変化における相互作用、大陸スケール広域水循環の数年周期の東西振動、積雪の季節変化と熱収支、チベット高原における地表面変化と大気加熱変化、対流活動変動と広域アジアモンスーン変動の季節内変動の関係、およびモンスーンアジアの広域および流域スケールでの水循環変化などの解明が行われた。また、TRMM-PRの高解像の衛星観測データの解析により、モンスーンの熱源域である西部熱帯太平洋から東南アジアにおける、降水量の日変化変動の時空間特性とその地表面状態との関連が明らかにされた。モデルによる研究では、領域大気モデルにより、インドシナ半島やスマトラ地域に顕著な対流活動の日変化特性と海陸分布、地表面状態、地形との関連に、新しい知見が得られた。東アジアでは、陸面の乾湿状態が梅雨前線のメソシステムの発達に密接に関与していることが、データ解析とモデルにより示された。大気大循環モデルでの研究では、チベット高原と植生分布の有無が、アジアモンスーンの成立にどの程度寄与しているかについての実験を行い、植生の存在が高原の地形効果同様、モンスーンの成立に重要であることが明らかにされた。さらに、東南アジアモンスーンにおけるチベット高原と海面水温の相対的役割の評価、中国の水田が梅雨前線活動に与える影響、梅雨前線の成立に果たすチベット高原や土壌水分などの地表面状態の役割等が、いくつかの気候モデルを用いて明らかにされた。これらの観測およびモデルによる研究成果は、Scienceを含む国際的学術雑誌に、すでに200編以上が受理、または印刷がなされている。本年度は最終年度として、これらの成果発表を含む第6回GAME国際研究集会を京都で開催した結果、180名の出席、約150編の研究発表があり、今後の研究の展望の議論が活発になされた。, 科学研究費補助金 研究種目:基盤研究(A) 課題番号:14204044 研究代表者:安成哲三 研究期間:2002-2004年度}, title = {モンスーンアジアにおける地表面変化と気候・水循環変動 : 統合的国際共同研究}, year = {2005} }