@techreport{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:00011106, author = {山根, 隆 and 飯島, 信司 and 佐藤, 能雅 and 田中, 勲 and 畑, 安雄 and 濱田, 賢作 and 原田, 繁春 and 樋口, 芳樹 and 福山, 恵一 and 松浦, 良樹 and 松本, 治 and 森本, 幸生 and 森山, 英明}, month = {Mar}, note = {平成3,4年度にわたる当総合研究により、解糖系酵素の構造解析、蛋白質の結晶化法、構造解析法について大幅な前進がみられた。解糖系酵素の構造解析については、キシラナ-ゼやセルラ-ゼの分子構造の決定(畑)、G4アミラ-ゼの結晶構造の同型置換法による決定(松浦)、バクテリア型リゾチ-ムの構造決定(原田)に成功し、その基質結合様式の検討と機能の詳細な解明についての研究が進展中である。また小麦からのアミラ-ゼインヒビタ-の結晶化と重原子同型置換体の調整に成功した(福山)。今後このインヒビタ-の構造解析が成功すれば、アミラ-ゼの機能の理解の一層の発展が期待される。バクテリア型αアミラ-ゼの構造解析も、分子境界の検討まで進行した(山根)。マルトオリゴ糖(G5)生成酵素やセラチアプロテア-ゼの結晶化や構造解析も進行している(浜田)。セラチアプロテア-ゼは分子モデルが作成され、サ-モリシンとの構造の類似性が明らかにされた。構造解析法についても、分子置換法の検討を進めた。差パタ-ソン関数の分子置換法への適用(山根)、非対称単位中に6分子を含むDNA結合蛋白質HUの結晶構造の分子置換法による構造決定(田中)、リポアミドデヒドロゲナ-ゼの分子置換法による構造解析の再検討など、その有用性を明かにしノウハウを公開した。X線デ-タの高速収集法やその迅速処理システムについても、ハ-ド・ソフト両面で大きな前進があった(佐藤,田中,森本)。遺伝子工学面でも、微生物による再生可能資源エネルギ-変換のためセロビオヒドロラ-ゼの微生物への組み込みによる発現の成功やガラクトシダ-ゼのクロ-ン化が行われ、今後の構造解析への出発点となっている(飯島)。イソプロピルリンゴ酸デヒドロゲナ-ゼのキメラ化による熱安定性の解明と高機能酵素の分子設計も進んでいる(森山)。, 科学研究費補助金 研究種目:総合研究(A) 課題番号:03303014 研究代表者:山根 隆 研究期間:1991-1992年度}, title = {解糖系酵素の構造と機能}, year = {1993} }