@techreport{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:00011135, author = {三井, 斌友}, month = {Mar}, note = {3年計画の本総合研究の最終年度として,着実な研究成果を挙げるとともに,計画全体の仕上げを行った.3年間の成果については別途印刷公表する研究成果報告書に譲ることとし,本年度に限った成果についていえば,その主要なものは以下のようである. 1.発展方程式に対する大規模かつ高速なアルゴリズムの構築.流体問題,浅水波などのスペクトル問題に対する有限差分法・有限要素法の解析が進められ,その構造が明らかにされた.(分担:牛島照夫,岡本久,名取亮,三井斌友) 2.代用電荷法における電荷配置の最適化アルゴリズムが開発され,これが前項の発展方程式アルゴリズムと結び付いて,空間2次元問題に有力な解析手段を提供するに至った.(分担:岡本久,室田一雄) 3.連立方程式系の組合せ論的構造解析と,その応用のためのアルゴリズムの研究が進展し,これがたとえば微分代数方程式系(differential- algebraic equations)にも適用できることが明らかになった.(分担:室田一雄,田辺國士,三井斌友) 4.非線型あるいは半線方程式の反復解法と,その精度保証付き計算アルゴリズムへの応用がはかられ,成果を収めた.(分担:中尾充宏,山本哲朗) 5.物理現象に対する数理モデリングと,それによってえられるSignorini型条件やspinoidal分解を取り扱う近似数値アルゴリズムと,その安定性解析に大きな成果を収めた.(分担:河原田秀夫,森正武) 6.常微分方程式や,その発展としての確率微分方程式の初期値問題を解く離散変数法アルゴリズムの構成と安定性解析で成果を挙げた.(分担:篠原能材,中島正治,三井斌友) 以上の研究主題は,それぞれに今後のさらなる発展が期待されるので,適切な研究計画のもとで継続されることが強く望まれる., 科学研究費補助金 研究種目:総合研究(A) 課題番号:04302008 研究代表者:三井 斌友 研究期間:1992-1994年度}, title = {基礎的及び応用的数値アルゴリズムの総合的研究}, year = {1995} }