@techreport{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:00011136, author = {中原, 信生 and 坂本, 雄三 and 久野, 覚 and 伊藤, 尚寛 and 鄭, 明傑 and 山羽, 基 and 奥宮, 正哉}, month = {Mar}, note = {本研究は、建築物や都市において使用されるエネルギ-と資源の有効利用とその高効率化をはかり、地球環境の保全に寄与できるような技術を確立し、その評価手法を確立することを目的とするものである。研究は以下のように大別できる。 1)都市レベルの環境とエネルギ-物理においては、都市におけるエネルギ-需要を予測する手法を考案し、さらに、都市温暖化の数値予測モデルを作成した。これらのデ-タをもとに、名古屋市における未利用エネルギ-の賦存量を、それを地域熱供給システムを用いて活用した場合の省エネルギ-効果を推計した。 2)都市のエネルギ-配分システムでは、地域冷暖房システムの意義とバリエ-ションを考察した。シミュレ-ションにより、ケ-ススタディを行い未利用エネルギ-による省エネルギ-効果を検討した。 3)自然エネルギ-利用では、太陽光発電を備えたソ-ラ-ハウスの実験を行い制御の方法を検討し、コンピュ-タシミュレ-ションのために各機器のパラメ- タを同定した。そして、集合住宅のエネルギ-供給に、太陽電源システムとゴミ処理廃熱の適用の可能性を検討した。さらに、建築・都市の冷暖房・給湯システムについて季節間蓄熱を用いた年間サイクルエネルギ-システムを提案し、システム性能についてシミュレ-ションモデルを作成して検討した。 4)蓄熱システムにおいては、スラリ-アイスを用いたダイナミック型氷蓄熱槽について、実験から特性解析を行い、動的熱特性を表すシミュレ-ションモデルを作成した。 5)環境と人間の生理心理では、よりきめ細かな、また無駄なエネルギ-消費がない快適な空調のあり方を探るため、夏や冬に空調を入れ始める状態を想定した非定常状態に対する生理心理応答の季節差に関する検討を行った。 6)地球環境問題、住環境問題、日照の問題などに対しての、一般住民の意識調査を行い、心理的な立場からこれらの諸問題を解決するための基礎知識を得た。, 科学研究費補助金 研究種目:一般研究(A) 課題番号:03402043 研究代表者:中原 信生 研究期間:1991-1994年度}, title = {地球環境保全型建築・都市の環境・エネルギ-システムに関する研究}, year = {1995} }