@techreport{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:00011201, author = {藤澤, 敏治}, month = {Mar}, note = {希土類金属としてネオジム,プラセオジムを対象とし,ハライド系フラックスとして特にそれらのフッ化物を(NdF_3,PrF_3)を取り上げ研究を行い,以下の知見を得た. 1. 種々のハライド系フラックスによる予備脱酸実験種々のハライド系フラックスを使用して実際に脱酸実験を行い,脱酸効果に対するフラックス種による影響と本法の有効性を確認した. 2. REF_3(RE=Nd,Pr)と平衡する酸素を含む化合物の同定フラックスが溶解する温度の1723Kにおいて,黒鉛坩堝中で溶解したNdF_3あるいはPrF_3中に固体Nd_2O_3あるいは Pr_6O_<11>を浸漬させて反応させた後,急冷して得られた試料をX線回折により分析したところ,両相において,NdOF相あるいは PrOF相の存在を確認した. 3. RE-REF_3-RE_2O_3系状態図の作成 2.の結果を踏まえ1723K,モリブデン坩堝中において,RE-REF_3-REOF系三相平衡実験を行った.この結果とこれまでに当研究室で得られている本系に関する結果をあわせて,RE-REF_3-RE_2O_3系状態図を作成した.また,作成した状態図をもとに,NdF_3あるいはPrF_3によるネオジム,プラセオジムの脱酸反応を推定した. 4. 脱酸実験ネオジムならびにプラセオジムを対象とし,NdF_3あるいはPrF_3をフラックスとして脱酸実験を行い,推定した脱酸反応の妥当性を確認するとともに,本法が,簡便な脱酸処理であるにもかかわらず,効果的な脱酸方法であることが分かった., 科学研究費補助金 研究種目:基盤研究(C)(2) 課題番号:09650806 研究代表者:藤澤 敏治 研究期間:1997-1998年度}, title = {ハライド系フラックスによる希土類金属の脱酸}, year = {1999} }