@techreport{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:00011228, author = {櫻井, 伸二 and 池上, 康男 and 布目, 寛幸}, month = {Feb}, note = {小学生男女児童にオーバーハンドの投球練習を行なわせ、投球能力および投球動作における練習効果を、その発達過程および性差との関連から調べることを目的に研究を行った。 小学校低学年児を対象として週3回、約2カ月間の投球練習を行なわせた。ドッヂボール大会を企画するなどして児童の興味が持続するよう工夫した。練習期間の前後にテニスボール(周囲約20cm、重量約60g)の遠投を行なわせ投球距離を計測し、同時にその投球動作を側方および後方の2方向から高速度ビデオ撮影した。身体各部およびボールの三次元画像により、ボールおよび身体各部の速度変化、ボールスピードに対する手首(スナップ)の貢献度、体幹部のひねり、肩や前腕部の回旋動作などについて定量的な分析を行なった。 また、これとは別に小学1~6年生男女児計180名、および一般成人男女計50名を対象として同様の撮影および測定を行った分析結果を基準として、練習効果を客観的に評価する方法を検討した。それによれば優れた投球動作では手首とボールの最高速度の比が大きいこと、バックスイング時に体幹部がより投球方向に対して投球腕側にひねられること、肩関節の水平位外転角が大きいことなどが明らかになった。投球能力に優れた男児の投球動作における上肢の動きは、野球投手のそれに類似していることを示した。これらの結果から有効な練習方法について考察した。これらの結果をまとめて国際学会におけるキーノート講演で発表した。, 科学研究費補助金 研究種目:基盤研究(B)(2) 課題番号:10480007 研究代表者:櫻井 伸二 研究期間:1998-2000年度}, title = {児童の投球能力および投球動作における練習の効果}, year = {2001} }