@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:00011589, author = {南, 雅代 and Minami, Masayo and 北村, 直司 and Kitamura, Naoshi and 中村, 俊夫 and Nakamura, Toshio}, journal = {名古屋大学加速器質量分析計業績報告書}, month = {Mar}, note = {熊本県泉村京丈山の石灰岩洞穴より, ニホンオオカミとされるほぼ完全な1個体分の全身骨格が1976年から1977年にかけての調査で発見された, 今回, この標本と国立科学博物館所蔵のニホンオオカミ全身骨格等と骨学的な比較検討を行い, あわせて放射性炭素(^<14>C)法を使って, 骨の年代測定を行った.本研究では, 骨試料からタンパク質であるコラーゲンを抽出し, さらに骨の有機物としてより根元的であるアミノ酸集合体を抽出し, それらの物質に含まれる炭素について, 名古屋大学に設置されているタンデトロン加速器質量分析計を用いて年代測定を実施した.その結果, 京丈山ニホンオオカミ標本はがっちりした体格のニホンオオカミであり, 全身骨格がそろった標本としては本邦2例目の最古のものであることが確認された.また, アミノ酸集合体の^<14>C年代は380±90yrBPと得られ, 室町から江戸初期に遡る可能性が示された., タンデトロン加速器質量分析計業績報告 Summaries of Researches Using AMS 1998 (平成10)年度}, pages = {189--198}, title = {熊本県八代郡泉村京丈山洞穴より産出したニホンオオカミ全身骨格標本のAMS<14>^C年代}, volume = {10}, year = {1999} }