@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:00012217, author = {王, 勇萍}, journal = {言葉と文化}, month = {Mar}, note = {住居は人間生活の器として、その形態が風土(土壌、気候)、風俗、住まう人間の心理構造、生活の在り方などに緊密に関係する。本稿は伝統的な日本の家、即ち日本の木造家屋に体現された日本民族の社会と生活に対する審美、倫理、そして道徳といった日本民族に属する文化の諸相を読み解きながら、住居形態における日本人の価値観や志向を再検証することを目的とする。そのため、広く博物学や、工学、地理学、社会学、女性学、民族学などの諸分野の日本の家についての所見を参照しつつ、家の構造や材料、色彩や装飾など、家に付与された日本的性格を整理・分析し、検証する。さらに、日本文化を多元的、複層的に見るため、本稿は異文化の視点をベースに、日本人研究者による研究成果と照合しながら、日本の住居形態に表象された価値的関心や志向を取り上げ、再検証する。これもまた住居形態や構造の分析から住まう人間の「生き方と価値観」を考察するもう一つの学際的アプローチの試みである。}, pages = {69--80}, title = {日本の住居形態にみる価値表象 : 異文化の視点をベースにして}, volume = {11}, year = {2010} }