@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:00012223, author = {呂, 雷寧}, journal = {言葉と文化}, month = {Mar}, note = {無意志自動詞表現1)は、次の(1)、(2)のように「Vる+ことがある/ない」2)を用いた表現に置き換えても大した意味の差を生じない場合がある。(1) 私の国ではバスがよくa.遅れる/b.遅れることがある。(b:藤森2003:53)(2) この服は防水加工してあるので、雨にa.濡れない/b.濡れることがない。 一方、(3)、(4)のように両者の間に意味的にずれが生じ、言い換えられない場合もある。(3) 彼は思い通りにならないとa.怒り出す/b.怒り出すことがある。(4) ウイルスに感染して白血病にa.なる/b.なることがあるそうだ。(b:20090718/朝日新聞/朝刊/2総合/2頁、筆者による加筆あり) これらの文はいずれも可能性の有無を表していると思われるが、無意志自動詞表現と「Vる+ことがある/ない」(以下は「ことがある/ない」と略する)の間に、何ゆえにこのような差異が生じるのであろうか。本稿では、意味的、語用論的観点から、両者の類似点と相違点について考察する。}, pages = {165--180}, title = {無意志自動詞表現と「Vる+ことがある/ない」との比較}, volume = {11}, year = {2010} }