@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:00012420, author = {片岡, 良輔 and KATAOKA, Ryousuke and 沼田, 直樹 and NUMATA, Naoki and 白河, 知恵 and SHIRAKAWA, Chie and 神田, ゆか and KANDA, Yuka and 小澤, 萌 and OZAWA, Moe and 中村, 明博 and NAKAMURA, Akihiro and 小畑, 怜子 and KOBATA, Reiko and 三浦, 悟 and MIURA, Satoru and 竹内, 誠 and TAKEUCHI, Makoto and 南, 雅代 and MINAMI, Masayo and 柴田, 理尋 and SHIBATA, Michihiro and 田中, 剛 and TANAKA, Tsuyoshi}, journal = {名古屋大学博物館報告}, month = {Dec}, note = {放射線は、日本国内では、よほどの事がない限り、生命を脅かす環境因子となることはない。しかし、名古屋大学の卒業生が、世界中のさまざまな場で活躍する将来を予想した時、放射線に関するフィールドトレーニングは、自分自身で自分の身を守る、重要な基礎教育である。室内/室外での自然放射線量の多様性を実感し、線量を規定している因子を評価する能力を持つ事が望まれる。自然因子の評価態勢が基礎となって、人為因子の評価態勢に発展するものである。本研究では理・工・文系を問わず、環境放射線についての興味を魅き出せるフィールドトレーニング法を開拓することを目的とした。モデル授業には、著者の1人田中が担当する環境学研究科I類授業科目「テクトノケミストリー」を用いた。シラバスにおいて、この授業の目的・ねらいは、〈地圏環境における元素や同位体の分布は、グローバルな視点において、そこでのプレート運動に対応する環境に支配されている。希土類元素存在度パターンや同位体初生値から、テクトニクスに規制される自然因子が支配的な地圏の化学環境の形成メカニズムとその時間変化を論じる。〉とされており、その中に、環境放射線からの観点を加える事は、おおいに望まれる所でもある。実習においては、名古屋大学内外においてさまざまな建物環境/地質環境下における放射線量と核種相互の比率をもとめる事を出発点とし、次いでそれを規定する環境因子を見いだす事を、その発展形とした。野外における測定実習と測定結果の考察から、大学院教育に最適な場所とプロセスの開発をすすめた。本研究の発表者は、上記の環境学研究科I類授業科目「テクトノケミストリー」を受講し、本研究に必要なデータを取得し、さまざまな考察を行った8名の学生と、平成21年度環境学研究科研究科長裁量経費「魅力ある教育プログラムの整備」に応募した教員である。本研究を進めるにあたり、平成21年度環境学教育改善経費40万円をいただいた。環境学研究科からの給費に御礼申し上げる。, Radioactivity is one of the most important environments for our mankind. Knowledge and basic experience on the radioactivity should be a fundamental curriculum to be taught at the Graduate School of Environment, Nagoya University. We intended to develop the technique how we can teach effectively the interest in the radioactivity for many students. In this paper, we report the result of our trial for the class “Tectonochemistry” teaching the various natural radioactivity in the Campus of the University.}, pages = {15--23}, title = {放射線を指標とする環境評価教育の開拓}, volume = {25}, year = {2009} }