@phdthesis{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:00012947, author = {山口, 佳小里}, month = {Mar}, note = {目的:施設に入所している認知症高齢者でPEGを造設している者としていない者の活動状況を明らかにするため、EEG、EMG、EOGを使用して、連続的な生体信号を観察した。方法:日中の覚醒睡眠パターンと自発的嚥下運動の計測を、食事を経口摂取している重度認知症例13例(OR群)と、PEG造設による経管栄養を実施している重度認知症例13例(PEG群)を対象に実施した。結果:OR群、PEG群ともに日中の覚醒睡眠パターンは変動していたが、OR群で食事時間の前後において完全覚醒状態が比較的よく保たれていた。自発的嚥下運動の回数は、PEG群において小さく、OR群においてはBI得点との相関が認められた。結論:認知症例の生体信号の持続的な記録により認知症例の活動の全体像に関する知見を得ることができた。本研究結果は、食事時間がOR群対象者の持続的な覚醒を維持する限られた時間である一方、PEG群においては持続的に覚醒を維持する機会がないということを明らかにした。MMSE、BIの得点が低く日中の覚醒時間が短いことはOR群、PEG群においていえることであるが、自発的嚥下運動の数はPEG群において特に少なかった。, 名古屋大学博士学位論文 学位の種類:博士(リハビリテーション療法学) (課程) 学位授与年月日:平成23年3月25日}, school = {名古屋大学, NAGOYA University}, title = {施設入所中の重度認知症高齢者における日中の生体信号と行動の観察:PEG 造設の有無での検討}, year = {2011} }