@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:00013422, author = {山口, 博史 and 田中, 京子 and YAMAGUCHI, Hiroshi and TANAKA, Kyoko}, journal = {名古屋大学留学生センター紀要}, month = {Sep}, note = {本稿では日本の災害対応に多文化視点を導入し,様々な文化背景を持った人々が災害時により有効に避難救護サービスを享受するためには現在の日本の災害対応にどのような改善すべき点があるか,そして,外国の人々が有効性の高い災害文化を学べるような機会や手段をどのように提供していくかという両面から,実践活動の成果に基づいて示唆と提案を行なった。本稿で紹介・検討したのは世界の各地域別の災害文化の現状に関する調査の結果,外国人留学生の協力を得ての一日避難所体験会の概要,これら二つの実践活動の成果と知見に基づく双方向的な防災教育教材の提案,また日本の災害対応における多文化的視点の導入に向けた今後の方向性の示唆である。今後は,開発された防災教育教材の活用と,日本社会の災害対応のための制度をより多文化化していくための具体的な方策の検討が求められる。}, pages = {23--31}, title = {災害対応における多文化視点の導入に向けて}, volume = {8}, year = {2010} }