@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:00014633, author = {福田, 眞人}, journal = {名古屋高等教育研究}, month = {Jan}, note = {(1)語学教育を単なる教養科目(四年一貫共通科目)と見る古い考え方からの脱却が必要である。(2)大学・大学院を通して、設定目標に到達するための一貫した語学教育が施されるようなカリキュラムの再構築が求められる。(カリキュラムとは、目標設定に到達するために組まれる学習計画全体を指すもので単なる時間割の作成ではない。)(3)この目標に到達するために、基礎教育としての外国語教育と、専門課程に相応しい外国語教育を密接に連携させ、全部局の教育スタッフの協力のもとでカリキュラムが再検討される必要がある。より合理的な教授分担が求められよう。(4)個々の学生の学習指針は異なるであろうから、外国語を必須科目から外し、自由選択科目とする。その上で、個々の学生の学習指導を徹底して行うことで、より高い学習計画の設定と、それへの到達を目指すべきである。(5)より柔軟な精神構造、知性と教養に向けた外国語教育のあり方が問われるであろうし、学習・教育の原点として、母語(日本語)学習の深化が必要となろう。(6)言語文化科目担当教官を擁する言語文化部が、教育・研究組織としてより意義ある発展を遂げるためにも、こうした諸点の改革に対する全学の支援が必要不可欠である。}, pages = {35--44}, title = {言語文化科目の実践と課題}, volume = {1}, year = {2001} }