@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:00014654, author = {モーガン, キース J. and 近田, 政博}, journal = {名古屋高等教育研究}, month = {Jan}, note = {本稿では、英国の大学において教育および大学管理の水準評価に用いられる手順について述べる。この方法について、大学とQAAは過去15年間にわたり協力して検討を進めてきた。QAAは、大学教育の水準を適切に保証するために、評価機関は直感に頼らない評価枠組みを作ってきた。大学側はその枠組みを受け入れ、それが大学に利益をもたらすものであると認識するようになった。結果的に、英国大学の教育の水準と学術的水準は全般的に高く、大学経営の水準も急速に向上していることが確実となった。2003年からは、これまでの評価機関主体の第三者評価(agency-centred external review)に代わり、各大学の自己評価手続きに基づく新システム(internal university-based procedure)が導入される予定である。この新しい手法においては、大学自身がその教育水準と効果的な大学経営について責任を負うことが明確になる。将来的には外部評価は、各大学の自己評価手順・内容の適切性を検討することを通して、大学が高水準の教育活動を維持できるように支援する役割を担うようになるだろう。教育の質の評価が大学に与えたインパクトは次のように分析できる。大学自身が主体的に教育の水準保証に取り組み、その改善に積極的に対応したことが効を奏し、大学の教育水準を決定する上で大学自身が重要な役割を担っているということが再認識されつつある。, 訳: 近田政博, 原文: Quality Assessment in English Universities (http://ir.nul.nagoya-u.ac.jp/jspui/handle/2237/16569)}, pages = {111--136}, title = {英国の大学における質の評価}, volume = {3}, year = {2003} }