@misc{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:00016932, author = {内田, 良}, month = {Jan}, note = {「教育社会学」のおもしろさに迫るために、授業では次の3つのことにこだわります。第一に、「学問」(discipline)にこだわります。社会学あるいは教育社会学の理論や考え方とはどのようなものか、さまざまな例を用いながら、またときに教育学や心理学との比較をおこないながら、描き出していきます。第二が、「調査」(research)にこだわります。社会を知るには調査が不可欠です。ただしこの授業では、社会調査の技術をマジメに学ぶことはありません。調査の危うさや裏側を学ぶ(=「黒」を知る)ことをとおして、調査の基礎的な考え方を習得する(=「白」を知る)ことを目指します。numeracyを鍛える場です。第三が、「常識」(common sense)にこだわります。私たちは社会の成員である以上、誰でも社会について容易に語ることができます。したがって、社会学がそうした語りに準じていては、学問になりません。皆が容易に語る「常識」からはみえてこない、もう一つの社会の姿に到達すること、これが社会学の最大の魅力です。授業では、上の3つのこだわりを柔軟に使いこなしながら、教育と社会の新しい世界像へと迫っていきます。}, title = {教育社会学講義II}, year = {2013} }