@misc{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:00017247, author = {安藤, 妙子}, month = {Jan}, note = {マイクロマシンとは、とても小さな機械のことです。マイクロとは、10のマイナス6乗という意味です。例えば1マイクロメートルは、100万分の1メートルです。こんな小さな機械では、わたしたちの日常で問題にならないようなことが問題となってきます。例えば、マイクロマシンにとって空気というのは、周りにまとわりつく重たく粘性が高い液体の様な存在になります。それから摩擦力が強くなるために、ものが滑らなくなってしまいます。このように、マイクロメートルの世界は動くことがとても難しい世界で、私たちの持っている常識が通用しない世界です。けれど、小さい方が有利になる「力」もあります。たとえば静電気の力や、熱の力、それから泡や液滴を作っている表面張力などです。マイクロマシンを精密に動くようにするために、このような力を有効に使っています。現在では身の回りのいろいろな場面でマイクロマシンは使われています。携帯電話のマイク、プロジェクターの投影ミラーのような電気機器、それからカテーテルやカプセル内視鏡のような医療機器などがあります。マイクロマシンでできたピンセットで、DNAを一本ずつつまむこともできるようになっています。}, title = {2008年度公開講座 : マイクロマシン : ミリ・マイクロ・ナノ世界のためのものつくり}, year = {2010} }