@misc{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:00017379, author = {福田, 眞人}, month = {Apr}, note = {文化事象を、歴史的背景と記録の詳細な読解から分析・考察する方法、方法論を身に付ける訓練をする。明治維新がなるや日本新政府が腐心したことは、近代化、西欧化であった。殖産興業、富国強兵策はすべてその線上にあった。しかし、西洋列強との早期に交わした友好通商条約が、不平等条約であることに気付いた日本は、一大交渉団を組んで米欧を回覧し、外交交渉をしつつ、諸文化を閲し、有用な技術を正確に本国に伝えようとした。これが参議岩倉具視を団長とする、日本政府の要人を殆ど尽くした回覧団であり、その正式記録が久米邦武による『米欧回覧実記』である。この実記の成立過程を検証しつつ、日本人の見た「外国」記述の妙を探る。}, title = {言語文化学方法論a:明治初期記録『米欧回覧実記』に見る日本人の西洋体験}, year = {2010} }