@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:00018698, author = {田中, 京子 and TANAKA, Kyoko}, journal = {名古屋大学国際教育交流センター紀要}, month = {Oct}, note = {日本での留学生受け入れの長期的成果の一端を,出身国でも日本でもない第三国で生活する元留学生への聞き取り調査を通して,留学生個人および日本,出身国社会,国際社会との関係から報告,考察した。ラテンアメリカを出身地とし留学から約10年~20年を経て,現在ヨーロッパまたは北アメリカに居住する元留学生等15名から調査への協力を得た。留学による専門性の深化や人間的成長,自信や他者からの評価は一貫して成果として挙げられた。多くの場合,日本社会との直接の関係は薄れ,出身地域の社会状況などが関連して帰国もしていないが,それぞれの社会と様々な形で繋がっている。元留学生たちの国際経験は留学後も進展し,現在では多文化の中で生活することが日常的になっている。彼らの中で,国や地域の枠,定住という概念が無くなりつつあり,留学成果は国境を越えて流動し,波及していると考えられる。}, pages = {5--11}, title = {日本留学の長期的成果 : 第三国に住むラテンアメリカ出身者の場合}, volume = {1}, year = {2014} }