@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:02001298, author = {井出, 雄二 and IDE, Yuji and 齊藤, 陽子 and SAITO, Yoko}, journal = {中部森林研究, Chubu Forestry Research}, month = {May}, note = {天城山の稜線部に生育する大径ブナは枝が多く主幹がない樹形を示し,この成因は風衝と推定されている。一方,枝下高の極端に低いブナが山腹部にも存在する。そこで,このような樹形のブナの成因を明らかにするため,ブナの分布と形態を調査した。結果,枝下高が3mに満たない個体が相当数認められ,特に,DBH100cm以上個体の60%がそうした個体であった。枝下が低い大径木は生育過程で周囲木との競合が少なかったと考えられる。当該地域は,江戸時代末期には製炭のための伐採で極めて立木密度が低かったことが古文書から明らかであり,こうした樹形は過去の森林状態の反映と考えられた。}, pages = {41--46}, title = {天城山八丁池北西斜面における枝下の極端に低いブナの分布とその成因}, volume = {69}, year = {2021} }