@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:02001368, author = {陸, 心芥}, journal = {Nagoya Linguistics, 名古屋言語研究}, month = {Mar}, note = {本稿は、日本語の「(し)そうだ」と韓国語の3つの形式「겠다」と「ㄹ(을)것 같다」と「ㄴ(은)/는 것 같다」を取り上げ、その使い分けを明らかにすることを目的とする。「(し)そうだ」は、事態がまだ実現されていない状況を前提とした表現であり、そのため意味が「様態」と「予測/推測」に分けられる。その2つの意味の違いによって、上記の韓国語の対応関係が異なることを明らかにした。方法として、(1)形容詞/状態動詞(様態)、(2)動作動詞(予測/推測)、(3)条件文との共起、(4)名詞への接続、(5)過去との共起、(6)後続文のキャンセル可・不可、(7)比喩・誇張表現、の7つの条件に分類して対応関係を探った。その結果「様態」と「予測/推測」の意味の違いは、認識した情報から発話までの距離が短く取られるか長く取られるかの違いによっていた。また、「(し)そうだ」が韓国語の三つの形式にそれぞれ対応可能な場合、場面によって対応可能な場合、まったく対応できない場合があることを区別し、それぞれに対応する意味の違いを述べた。}, pages = {59--72}, title = {「(し)そうだ」と韓国語三つの形式の対応関係}, volume = {13}, year = {2019} }