@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:02001377, author = {朱, 琳}, journal = {Nagoya Linguistics, 名古屋言語研究}, month = {Mar}, note = {本稿は、現代語「ばかり」の用法分化の条件と用例分布の特徴を明らかにしたものである。本稿では、「スキャニング考察」という概念を用い、スキャニング考察の結果と過程に注目する。そして、従来のように、予め「とりたて」「程度」「アスペクト的用法」の三つに分類する方法を避け、各品詞に後接する「ばかり」をそれぞれ観察した。スキャニング考察の具体的なプロセスについて課題設定の条件を明示しながら検討し、統一的な観点から「ばかり」の諸用法の新たな分類を提案した。その結果、「ばかり」の基本的な用法として、複数性明示用法、数量指示用法、高程度指示用法、時間関係明示用法を挙げ、それ以外に派生的な用法の「ばかりか」と「とばかり」の用法を位置づけた。また、各用法の相違と連続性を明らかにした。さらに、「ばかり」の各用法の文中での分布の特徴と偏りを明らかにした。}, pages = {45--58}, title = {現代語「ばかり」の諸用法 : 用法分化と用例分布の特徴}, volume = {12}, year = {2018} }