@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:02001379, author = {諸葛, 玹}, journal = {Nagoya Linguistics, 名古屋言語研究}, month = {Mar}, note = {「でなければ」をとる条件文は、因果関係により成立しており、その因果関係は仮定条件を表すことが中心となる。「でなければ」をとる構文は、「でなければ+望ましいことがら(46.7%)」と「でなければ+望ましくないことがら(53.3%)」という二種類に分けられる。否定条件形「なければ」全体が「望ましくないことがら(87%)Jタイプに大きな偏りがあるのに対し、「でなければ」に限って示すと偏りがない。また、「でなければ+望ましいことがら」となる場合では、典型的な仮定条件を表す場合のほか、仮定条件の構造をとりながら「AでなければB」という「選択肢の提示」機能を担う場合がある。なお、「でなければ」は、名詞や指示詞、準体助詞など分節しやすい語性をもつものを上接語とするため、上接語の省賂ができ、自立性をもつ「。でなければ」の形式を生み出すことができる。この自立性をもつ「。でなければ」は、接続詞的な役割を果たし、これは「でなければ」の独自の用法である。}, pages = {69--82}, title = {否定条件構文における「でなければ」の多様性}, volume = {12}, year = {2018} }