@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:02001382, author = {原, 美築}, journal = {Nagoya Linguistics, 名古屋言語研究}, month = {Mar}, note = {本稿は、程度副詞として働く「まあまあ」「まずまず」「そこそこ」の3語を取り上げ、「評価性」の観点からそれぞれが持つ特性を記述することを目的とする。それぞれの語の「評価性」を明らかにするため、各語がどのような統語的環境で表れやすいかを示した後、各語が修飾する語をその評価性(評価の高低・有無)ごとに分類し、傾向を示し、その傾向が表れる要因を考察した。その結果、「まあまあ」には被修飾語を「曖昧にする評価性」が、「まずまず」には、標準よりやや上を示す「高評価明示性」がそれぞれ認められることが明らかとなった。また、「そこそこ」においては、「まあまあ」「まずまず」のような「評価性」を明確には認めにくく、程度限定以外の観点を介入させずに(話者個人の判断や感情を挟まずに)表現する用例が多い特徴があることを指摘するに至った。}, pages = {123--136}, title = {被修飾語からみる「まあまあ」「まずまず」「そこそこ」の評価性について}, volume = {12}, year = {2018} }