@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:02001983, author = {張, 婧禕 and ZHANG, Jingyi and 玉岡, 賀津雄 and TAMAOKA, Katsuo}, journal = {ことばの科学, STUDIA LINGUISTICA}, month = {Dec}, note = {本研究は,中国語を第2外国語として学ぶ日本人学習者の文法能力を測定するためのテストを開発した。そして,それを日本人中国語学習者に実施し,結果および評価を報告した。本文法テストは,中国語検定試験の準4級および4級レベルに準じて,四者択ーの形式で32問を設けた。これらの32問は,配当級で分けると,準4級に相当する16問,4級に相当する16問,表現形式で分けると,1文の表現が16問,1往復の会話が16問になる(表1を参照)。さらに,測定内容からは,品詞の理解と文型の理解の2つの下位分類で,それぞれ16問で構成されている。このテストを,入門から初中級レベルに相当する日本人中国語学習者154名に実施した。その結果,テストの総得点は,7点から32点までに分布し,平均が16.47点で,標準偏差が3.28点であった。さらに,テストの各項目について,項目応答理論に基づいて,項目困難度,項目実質選択肢数,項目弁別力の3つの指標を計算した。これらの指標を総合的に考察した結果,この文法能カテストは弁別力が高く,実用的であると判断された。最後に,この中国語文法能力テストをオンラインで自由に使えるように,無料でウエブサイトに公開し,今後の中国語教育に活用できるようにした(https://forms.office.com/r/iLkcyeBFqF)。}, pages = {51--68}, title = {初中級レベルの中国語文法能力テストの開発 : 日本人中国語学習者のデータによる評価}, volume = {35}, year = {2021} }