@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:02001988, author = {イヌ イスナエニ シディック}, journal = {Nagoya Linguistics, 名古屋言語研究}, month = {Mar}, note = {スンダ語では、最も典型的な受け身表現は「di-」構文だといわれている。「di-動詞」構文は日本語の直接受身のように用いられ、中立と利害の意味を表す。とはいえ、スンダ語の受身構文は常に日本語の受身構文と相互的に対応するとは限らない。それを踏まえて本稿ではスンダ語「di-動詞」構文の意味的な特徴を分祈し、そして日本話の「~(ら)れる」と比較しながら両者の相違点と類似点を分析した。その結果、スンダ語と日本語の直接受身は中立と利害の意味を表す点は共通しているが、日本語と違って、スンダ語の直接受身文は命令法、指令法と丁寧さという派生的な意味を表すことができるということが分かった。その他、スンダ語の「di-構文」はモダリティ表現や願望表現などのさまざまな表現の中で自由に用いられるが、日本語では能動文で表すことが一般的であるという点にも注目した。さらに、本稿ではスンダ語と日本語の情報構造の違いについても分析を行い明らかにした。}, pages = {1--13}, title = {スンダ語の「di-動詞」構文と日本語の「(~ら)れる」構文との対照研究}, volume = {8}, year = {2014} }