@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:02002343, author = {吉本, 裕史}, journal = {Nagoya Linguistics, 名古屋言語研究}, month = {Mar}, note = {現代語において、様態副詞および評価成分として用いられる「ちゃんと」は、擬声語に由来し、かつては様態副詞としてのみ用いられたと考えられる。つまり、現代に至るまでに、様態副詞から評価成分へ変化したことが予想される。そこで、本稿では「ちゃんと」の用例を通時的に収集し、その変化の過程を調査する。調査結果から、本稿では、評価成分としての使用は近世後期以降に次第に定着していくこと、様態副詞の「ちゃんと」が評価成分へと変化しえたのは「ちゃんと」の様態的意味が影響していたことを主張する。また、「ちゃんと」の変化は、他の擬声語由来の副詞と同様の、副詞の意味変化の類型の中に位置づけられる可能性を指摘する。}, pages = {15--28}, title = {副詞「ちゃんと」の語史}, volume = {16}, year = {2022} }