@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:02002440, author = {藤森, 秀美}, journal = {名古屋大学日本語・日本文化論集}, month = {Mar}, note = {本稿は、「もどす」の意味を包括的に記述し、日本語学習者の学びに資することを目的としたものである。「もどす」は日常会話でよく用いられ、初級テキストでも比較的早い段階で扱われているが、現行の辞書の記述では、文を産出する際の情報が必ずしも十分ではない。そこで、多義語分析を行った。具体的には、コーパスで広く用例を集め、分析し、別義を認定後、例文とともに示した。分析の結果、「もどす」は基本義から、さまざまな意味が派生していることがわかった。本稿で明らかとなった意味は11である。その意味間の関連(多義構造)を図で示した。意味派生のプロセスにかかわるのは、比喩の概念であるメタファーである。さらに、「もどす」を使った文を産出する際に必要な情報である格成分と余剰成分を示し、学習者の学習を促した。}, pages = {75--95}, title = {「もどす」の意味分析}, volume = {29}, year = {2022} }