@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:02002442, author = {香川, 由紀子}, journal = {名古屋大学日本語・日本文化論集}, month = {Mar}, note = {本研究では、2021年度に実施した名古屋大学国際言語センター日本語・日本文化研修プログラムの「日本論入門」科目について報告した。日本語・日本文化研修プログラムでは学習者の日本語の4技能を伸ばすだけでなく、日本文化への理解に導く授業が求められる。このことからインプット材料として日本論の系譜や文化の諸相を紹介し、学習者がディスカッションで意見の表出や交換を行うことによって考えをまとめ、最終的に自分なりの日本論を発表する授業を構成した。日本論の著書については十分に理解を促せなかった回もあったため、わかりやすい解説の工夫をすることが今後の課題である。日本語教育で文化論の系譜を扱うことは、教師側からの情報の伝達に留まる可能性や、学習者が文化を型にはめて考えることに導いてしまう可能性があるなど、不安があったが、ディスカッションでは様々な角度から文化を捉えた意見の交換が活発に行われ、学習者の反応も概ねよかった。}, pages = {117--126}, title = {日本語・日本文化研修コースにおける「日本論入門」の実践}, volume = {29}, year = {2022} }