@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:02004269, author = {山口, 響史 and YAMAGUCHI, Kyōji}, journal = {名古屋大学国語国文学, Nagoya University Journal of Japanese Language and Literature}, month = {Nov}, note = {本論文では、近世後期にみられるテクレル・テモラウの非恩恵用法(複文の形をとるもの)の違いを明らかにした。近世後期資料の調査の結果、テモラウの非恩恵用法は与え手が聞き手である場面で用いられ、丁寧語を伴う場合があった。一方、テクレルの非恩恵用法は与え手が聞き手となる場面でもならない場面でも用いられ、丁寧語は伴わなかった。これらの調査の結果から、テモラウの非恩恵用法はテクレルの非恩恵用法に比して相対的に聞き手(与え手)への配慮的な機能が強い用法であったと考察した。}, pages = {80--66}, title = {近世後期におけるテクレル・テモラウの非恩恵用法}, volume = {115}, year = {2022} }