@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:02004333, author = {ボイクマン, 総子 and BEUCKMANN, Fusako and 根本, 愛子 and NEMOTO, Aiko and 松下, 達彦 and MATSUSHITA, Tatsuhiko}, journal = {ことばの科学, STUDIA LINGUISTICA}, month = {Dec}, note = {本研究では,根本ほか(2020)で使用されたスピーキングテストSTAR(Speaking Test of Active Reaction)のルーブリックを改良するために,従前のルーブリックver.1と改訂版ルーブリックver.2を用い,非日本語教師97名による状況対応タスクのレベル判定比較実験を行った。ルーブリックver.2は,ver.1の判定実験でのコメント分析結果をもとに,各評価項目をレベルごとに全て記述するのではなく,複数レベルにわたって記述することで,ルーブリックの記述の簡便化を図り,判定レベルの弁別性を焦点化した「弁別性焦点化ルーブリック」である。実験の結果,ver.2は中級後半から上級レベルの弁別力が不足している可能性があるものの,ver.1に比べ,受験者の音声を最後まで聞かなくても判定できる割合が上がった。また,レベル判定のための音声サンプルよりもver.2のルーブリックの方がわかりやすくなったとの結果が出た。このことから,ルーブリックをver.2にしたことで実用性が上がったと言える。本研究では,さらに,この弁別性を焦点化したルーブリックを状況対応タスクだけでなく,音読・シャドーイング・絵描写・再話・意見述べといった他のタスクにも応用し,これらのテストタスクのルーブリックを作成した。}, pages = {41--56}, title = {スピーキングのレベル判定のための弁別性焦点化ルーブリック : 非日本語教師による判定結果の分析}, volume = {36}, year = {2022} }