@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:02004338, author = {張, 婧禕 and ZHANG, Jingyi}, journal = {ことばの科学, STUDIA LINGUISTICA}, month = {Dec}, note = {本研究は中国語学習の意欲を測定する心理尺度を作成することが目的である。この学習意欲調査は,学習方略,学習動機,学習態度の3つの下位尺度からなる。各下位尺度は,5段階の主観的な評定による4問ずつ(合計12問)で構成されている。268名の日本人中国語学習者を対象に調査を実施した。確認的因子分析の結果,それぞれの質問項目が3つの下位尺度の構成に対して有意に貢献していた。また,12問のクロンバック信頼度係数は,N=268,α=0.82と高く,尺度の内的一貫性の高いことが示された。さらに,中国語の学習において,どのような学習方略をとるかが習得の効率を左右すると思われる。そこで,学習動機と学習態度が学習方略への因果関係を構造方程式モデリング(Structural equation modeling, SEM)で検討した。その結果,学習動機(β=0.80, p<.001)および学習態度(β=0.23, p<.01)から学習方略に有意に貢献するという結果が得られた。最後に,この中国語文法能力テストをウエブサイトで公開して,無料で自由に使えるようにした(https://forms.office.com/r/iGLU005mAx)。この心理尺度が中国語を外国語としての学習する場合の一つの心理的指標として活用され,教授法および教材開発が促進させることを期待する。}, pages = {127--145}, title = {中国語学習意欲尺度の開発 : 日本人中国語学習者のデータによる評価}, volume = {36}, year = {2022} }