@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:02005374, author = {千葉, 軒士}, journal = {Nagoya Linguistics, 名古屋言語研究}, month = {Mar}, note = {本稿は、キリシタン・日本語ローマ字写本で用いられるアセント符号の`について、´との関係を精査することで、`が担う機能を論じるものである。イエズス会士マノエル・バレト神父が書写したアセント符号の`と´を見る限り、この2つのアセント符号が左傾・右傾という対立で使い分けられていないことがわかる。また、`をさらに精査していくと、物理的スペースの有無という書記上の都合で`として記されていたものがあることを確認できる。このことから、単なるo、uでないことを示すためのマークとして用いられた´が、書記上の都合により`として表されることがあると推定した。これは`と´が同一符号の環境変異において選択されるものであったためだと考えられる。}, pages = {43--54}, title = {キリシタン・日本語ローマ字写本で用いられる ` について : 「バレト写本」を中心に}, volume = {17}, year = {2023} }