@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:02005951, author = {猪瀬, 千尋}, journal = {名古屋大学国語国文学, Nagoya University Journal of Japanese Language and Literature}, month = {Nov}, note = {『月講式』は禅寂作による、鴨長明仏事のための講会の式である。本論では、本尊を虚空の月とするこの『月講式』の分析を通して、その思想について考察する。まず第一、二節で講式の構成と、本尊の記述の典拠を考察した上で、第三節では『月講式』が諸法実相論に基づき月への執を菩提へと導いている点を指摘する。そのための具体的な観想法を第四節で考察し、第五節でそうした構想が作者・禅寂の長明への配慮であった点を指摘する。}, pages = {15--29}, title = {禅寂作『月講式』について : 東から西へ往く本尊}, volume = {107}, year = {2014} }