@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:02005954, author = {王, 静}, journal = {名古屋大学国語国文学, Nagoya University Journal of Japanese Language and Literature}, month = {Nov}, note = {本稿は、村上春樹の「街と、その不確かな壁」と『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』を比較した上で、後者の再評価を試みたものである。それによって影・心・記憶の新たな関係性が結末を逆転させることと、個人の再生をもたらす記憶の動的メカニズムとを解明した。その上で「街と、その不確かな壁」が、街のアンチユートピア性を露わにする物語であるのに対して、『世界の終り』は、アンチユートピアで生き延びる道を示す物語であると結論づけた。}, pages = {74--63}, title = {『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』における<記憶>の発見 : <街>から<世界の終り>へ}, volume = {107}, year = {2014} }