@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:02005955, author = {松野, 美海}, journal = {名古屋大学国語国文学, Nagoya University Journal of Japanese Language and Literature}, month = {Nov}, note = {本稿では感情動詞オソルについて中世和漢混交文の例を中心に取り上げ、感情の向かう先を表示するヲ/ニ格が確定性において対立することを示した。用例の考察から名詞が節をなす場合、ヲ格例では補文節で、未実現事態を表すこと、一方ニ格例は関係節で、モノ・ヒトを表すことが明らかになった。これは、ヲ格名詞は確定性が低く、ニ格名詞は確定性が高いことを示すと考える。節以外の場合も同様の傾向があった。さらに現代語までの様相を記述し、ヲ格例の割合が高くなったこと、確定性高の名詞もとるようになり、ヲ格例の幅が広くなったことを示した。}, pages = {94--76}, title = {感情動詞オソルのヲ/ニ格選択について : 中世和漢混交文を中心に}, volume = {107}, year = {2014} }