@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:02005980, author = {堅田, 陽子}, journal = {名古屋大学国語国文学, Nagoya University Journal of Japanese Language and Literature}, month = {Nov}, note = {『好色五人女』巻二に描かれた樽屋おせんの密通事件を伝える歌祭文に、「樽屋おせん」と「〈長右衛門よざかり〉おせんいせさんぐう」がある。これらを、おせん事件にかかわる諸資料と対照し、当時の巷説を推測した。生真面目な女というおせんの人物像の背景に『世継曽我』の登場人物である大磯の虎の俤があったこと、そうした人物像にほぼ並行して好色者としてのおせん像が流布していたことをふまえ、巻二の文脈や構成にある問題について言及する。}, pages = {17--29}, title = {『好色五人女』樽屋おせんをめぐる巷説について}, volume = {106}, year = {2013} }