@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:02005981, author = {王, 勝群}, journal = {名古屋大学国語国文学, Nagoya University Journal of Japanese Language and Literature}, month = {Nov}, note = {今日では、女性作家田村俊子は再読・再評価されつつも、いまだに全盛期の作品のヒロインと同一視される傾向が残存し、「厚化粧」のイメージと固く結び付けられている。本稿は〈化粧〉というキーワードに着眼し、俊子の代表作『女作者』に注目した。先ず全盛時代の俊子の言説・行動およびそれが同時代の文脈における意味を考察し、その創作と化粧との隠喩的対応関係がいかに築き上げられたかを考察した。そして、『あきらめ』との比較を通して、『女作者』における〈化粧〉の意味を分析した。最終的に、俊子が〈化粧〉を通して、女性性と書くこととの人為的な関係性を転覆させる可能性を明らかにした。}, pages = {31--44}, title = {「厚化粧」の田村俊子 : つくる/つくられる女作者}, volume = {106}, year = {2013} }