@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:02005982, author = {西原, 志保}, journal = {名古屋大学国語国文学, Nagoya University Journal of Japanese Language and Literature}, month = {Nov}, note = {森茉莉『甘い蜜の部屋』における書物や文字の描写を整理したうえで、主人公モイラの芳香を喩える植物の比喩に用いられる「しんかき」に注目し、「父の言葉」の機能を考察した。「しんかき」は父が用いた筆である。考察の結果、以下のように結論づけた。『甘い蜜の部屋』における「父の言葉」はロゴスではなく、書き間違いを消す機能である。『甘い蜜の部屋』を書く行為は、書き間違った現実を消し去り、書き直す試みであった。}, pages = {45--58}, title = {書き換えられる〈父〉 : 森茉莉『甘い蜜の部屋』と「しんかき」}, volume = {106}, year = {2013} }