@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:02005991, author = {亀田, 夕佳}, journal = {名古屋大学国語国文学, Nagoya University Journal of Japanese Language and Literature}, month = {Nov}, note = {本論は、若菜上巻の紫の上における手習の場面について、幼少時の文字学びを基点に考察した。紫の上は光源氏の手本を学ぶことによって、光源氏の美意識や価値観を体得し、一人の女君として他者と交流する言葉を獲得しえたが、同じ手習によって自らと光源氏との距離を決定的に自覚させられてしまう。幼少時に光源氏の教育を受けた人物であるがゆえの悲劇が、この女君の独自性として指摘できる。}, pages = {37--48}, title = {紫の上と〈手習〉}, volume = {105}, year = {2012} }