@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:02005993, author = {横山, 知恵}, journal = {名古屋大学国語国文学, Nagoya University Journal of Japanese Language and Literature}, month = {Nov}, note = {本稿では、延慶本を中心に女人往生の物語を読み解き、物語全体を通して見られる女性たちの往生には、妄念克服のために「善知識」の存在が不可欠であったことを考察した。特に「善知識」の存在を明記した場合と明記しない場合それぞれの立場から、小督と建礼門院の二人を考察の対象として選び、自らの身に起こった「憂きこと」を仏道へと導く「善知識」と捉えた二人の姿勢が、この世での「恨み」を昇華させて妄念の克服につながったとして、その意識が物語全体に行き渡る救済へと結びつくものであったと結論付けた。}, pages = {67--81}, title = {延慶本『平家物語』の女人往生 : 善知識の視点から}, volume = {105}, year = {2012} }