@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:02005996, author = {永井, 真平}, journal = {名古屋大学国語国文学, Nagoya University Journal of Japanese Language and Literature}, month = {Nov}, note = {大正六年に発表された折口信夫の「身毒丸」は、説経節の「しんとく丸」に材を取った小説作品であるが、その末尾の附言によって「伝説の研究の表現形式」として読まれてきた。一方、作中の同性愛的モチーフにより折口の性と結びつけた読みもある。本稿は、作品のこの二つの性質が、作中の「龍女成仏品」という経典によって見えてくる説経の中の女性を巡る論理と、折口の個人的な対女性意識とが分かち難く結びついていることの反映であることを示していく。}, pages = {115--131}, title = {折口信夫「身毒丸」の女人 : 源内法師の「龍女成仏」}, volume = {105}, year = {2012} }