@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:02005998, author = {Didik, Nurhadi}, journal = {名古屋大学国語国文学, Nagoya University Journal of Japanese Language and Literature}, month = {Nov}, note = {本稿の目的は、日本語における統括性が文章の全体的構造に見いだされる文の集合や段落の相互関係によってどのように形成されるかについて具体的指標を用いて明確にし、かつ統括性に基づいてどのように全体的構造を類型化できるかについて考察することである。先行論を援用し、提題・叙述表現からみた文章の文脈展開形態の特徴と分布の様相を観察すると、日本語の文章構造にはA型~D型といった分類が提案できる。3紙の新聞社説を考察した結果、A型が50%で最も多く、次いでB型が40%で、これらの文章型が合わせて90%を占めている。この結果から、日本語においては、本稿でいうA型、終了部のみで、主張がなされるものと、B型、開始部・終了部の双方で結論となる主張が示されるものが二大類型であることは、日本語文章の傾向として特筆すべき整理といえる。本稿の提案は、他言語との対照においても考察・検証が必要とされる。}, pages = {166--148}, title = {日本語社説の文章構造における統括性 : 提題表現と叙述表現に注目して}, volume = {105}, year = {2012} }